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民進党、ECFA是非問う住民投票構想


ニュース 政治 作成日:2009年5月19日_記事番号:T00015429

民進党、ECFA是非問う住民投票構想

 
 民進党の蔡英文主席は18日夜に総統府前で開かれた支持者集会で演説し、馬英九政権が中国と締結を目指す両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の是非を問う住民投票の実施に向け、署名活動を行う意向を明らかにした。19日付自由時報が伝えた。

 蔡主席は「今後1年以内に社会の力を結集し、ECFAに関する住民投票を求める100万人の署名を集め、馬英九政権の中国傾倒を阻みたい」と述べた。

 住民投票法の規定によると、全国規模の住民投票を実施するには、第1段階として、直近の総統選挙の有権者数の0.5%(約8万6,600人)以上の署名を集め、その上で第2段階では同5%(約86万6,000人)以上の署名が必要となる。民進党は年末の統一地方選に向け、馬英九政権の中国政策に対する批判を軸に党勢を立て直したい構えだ。