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作成日：2009年5月19日_記事番号：T00015440
永豊餘、６月にアート紙値上げ
永豊餘造紙は18日、６月１日からアート用紙を１トン当たり1,200台湾元（約3,500円）値上げすると発表した。値上げ幅は５～10％となる。値上げ実施は昨年７月以来だ。19日経済日報が伝えた。
永豊餘によると、アート紙価格は昨年下半期、世界的不況を受けて33％下落。しかし、今年３月に価格が下げ止まったこと、およびパルプと原油価格が値上がりしたため、６月からの値上げを決定した。なお、同社は工業用紙も６月から８～10％の値上げも計画している。
台湾および海外の大手製紙メーカーの稼働率が回復に向かっていることから、永豊餘はアート紙が６月中に１トン480米ドルまで値上がりすると見込んでいる。
