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中鋼の薄板工場計画、ベトナム政府の認可取得【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年5月19日_記事番号:T00015444

中鋼の薄板工場計画、ベトナム政府の認可取得【表】

 
 中国鋼鉄(CSC)は、住友金属工業と合弁で進めるベトナム南部バリアブンタウ省での薄板工場建設計画について、ベトナム政府の認可を取得したことを明らかにした。ベトナム政府から建設地の再検討を求められていたが、当初計画通り設置できる運びとなった。19日付経済日報が報じた。
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 同合弁工場、「中鋼住金越南公司(China Steel Sumikin Vietnam Joint Stock Company、CSVC)」は、総投資額が11億5,000万米ドル。出資比率は中鋼が51%、住金が30%、住友商事5%、残りが日台の鉄鋼関連企業となっている。年産能力は160万トンで、自動車や家電製品向けの高級薄板製品を製造し、ベトナムのほか東南アジア諸国に供給する。

 また、ベトナム北中部ハティン省で大型一貫製鉄所投資計画を進める台塑集団(台湾プラスチックグループ)の幹部がきょう19日、中鋼を訪問する予定だ。これによりベトナムにおける台プラグループと中鋼の協力関係が深まると経済日報は指摘している。