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ノートPCのLED採用率、10年は95%に=TRI予測


ニュース 電子 作成日:2009年5月19日_記事番号:T00015445

ノートPCのLED採用率、10年は95%に=TRI予測

 
 拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)の予測によると、景気が低迷する中でも発光ダイオード(LED)産業は成長を続け、ノートパソコンのバックライトモジュールにおけるLED採用率は今年60%、来年は95%まで上昇する見込みだ。19日付工商時報が伝えた。

 TRIによると、光源にLEDを採用したノートPC用液晶パネルは、既に冷陰極蛍光ランプ(CCFL)パネルと価格差が5米ドル以下にまで縮小しており、主にハイエンド機種からミドル・ローエンド機種での採用が進んでいるという。また、パネル各社やバックライトモジュールメーカーの出荷量に占めるLEDの比率は第2四半期には7割以上に達しているため、今後も順調な成長が見込めるもようだ。

 このほか、LED照明の発光効率は来年には従来型照明を超え、市場での商品化が本格化すると指摘した。さらに、寿命が長く環境に優しいLED照明は、中国など各国が政策的に採用を推進しており、来年から2014年までの間に従来の照明との取り替えがピークに達すると予測している。