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作成日：2009年5月19日_記事番号：T00015450
ＶＩＡのプロセッサー、デル製サーバーに採用
チップセット大手の威盛電子（ＶＩＡテクノロジーズ）が生産するナノプロセッサーがこのほど、米パソコン大手デルの新型低電力消費サーバーに採用された。19日付経済日報が伝えた。
業界アナリストによると、デルはＶＩＡの1.3GHz、1.6GHz仕様のナノプロセッサーを新型低電力消費サーバーに採用した。バーチャルホストサービスを提供するウェブサイト管理業者からの需要を見込む。ＶＩＡはヒューレット・パッカード（ＨＰ）、サムスン電子に続き、大手メーカーからの受注に成功した。
サーバー用のプロセッサーはこれまでインテルとマイクロソフトがシェアを握ってきたが、ＶＩＡは低価格サーバー向けのプロセッサーでシェア拡大を図りたい構えだ。
業界アナリストはＶＩＡのプロセッサー市場の世界シェアは１％だが、これを５～６％まで引き上げられれば黒字化が可能と分析している。
