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作成日：2009年5月20日_記事番号：T00015465
誠品集団、ホテル経営に参入へ
書店大手の誠品集団が、観光・ビジネスホテル市場に参入する。２カ月以内に運営を委託する提携パートナーを決定し、最初の拠点として武昌店（台北市西門町）５～10階部分（床面積2,500坪）を改装し、180室程度のホテルとして来年下半期にオープンさせる方針だ。投資額は２億5,000万～３億台湾元（約７億3,000万～８億7,700万円）の予定。20日付経済日報が報じた。
誠品不動産事業部の王正基協理によると、武昌店のホテルは高級ビジネスクラスとして価格を１泊3,000元程度に設定し、ビジネス客や個人客をターゲットとする。
２～３年前からホテル業界参入を計画していたという誠品は今後、同社の文化的バックグラウンドを生かして図書館をイメージしたホテルを建設していきたい考えだ。運営方法は委託経営と自社経営の２方式を共に採用するとしている。
誠品は現在、台北市の松山区または南港区に比較的規模の大きい観光ホテルを建設することで建設業者と交渉を進めており、同計画がまとまれば、独立したホテル事業部門を立ち上げる方針だ。
