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新型インフル、高級ホテルを直撃【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015466

新型インフル、高級ホテルを直撃【表】


 日本の関西地方で新型インフルエンザの感染が拡大していることから、日本人利用客の割合が高い台北市の五つ星級ホテルで、5月と6月の予約キャンセルが相次いでいる。日本での感染の広がりが収まらない場合、キャンセルがさらに増加して、高級ホテルの業績に大きな影響を与えることが懸念されている。20日付経済日報が報じた。
 
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 台北花園酒店によると、5月と6月は宿泊予約で満杯で稼働率100%を見込んでいたが、新型インフルエンザの影響で、1割程度低下する見通しだ。このため、今後東南アジアや中国からの観光客の利用割合を高めて、日本人客の減少を補う考えだ。

 日本人ビジネス客の多い亜都麗緻飯店(ザ・ランディス・タイペイ・ホテル)は、日本企業が海外出張を手控えている影響で、5~6月の稼働率が3~5%低下したとしている。

 昨年台湾を訪れた海外の観光客の中で、日本人は最も多い延べ108万人で、消費力も高い。交通部観光局はこのため、東京と大阪の代表処に対し、台湾への旅行は安全であることをアピールするよう通達した。