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台北市の不動産取引件数、2カ月連続で増加


ニュース 建設 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015467

台北市の不動産取引件数、2カ月連続で増加

 
 台北市の不動産取引状況を示す「台北市建物売買移転件数」(同市発表)は4月、前月比1.7%増の4,669件で2カ月連続の増加となり、今年最多を記録した。前年同月比は約30%減となったが、不動産業者は「明らかな回復傾向を見せている」と指摘した。20日付経済日報が報じた。

 行政区別でみると、増加幅が最大だった北投区は前月比53%増の433件だった。同地区の不動産価格が昨年末から今年初にかけて大きく値下がりしたことが要因とみられる。また、松山区、中正区、信義区もそれぞれ前月比40%以上増加した。一方、士林区は363件で前月比34.24%減少した。

 不動産仲介大手、永慶房屋の葉凌棋総経理によると、今年の春節(旧正月)以降、不動産購入意欲の高まりが感じられ、台湾株式市場の上昇傾向が続けば、5月はさらに取引件数が増加するとみられる。