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ソニーが液晶TV委託拡大か、ウィストロンに年100万台発注も


ニュース 家電 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015471

ソニーが液晶TV委託拡大か、ウィストロンに年100万台発注も

 
 ソニーが今年初め、愛知県の工場2カ所を1カ所に集約したことを受け、液晶テレビの委託台数が昨年の200万台から400万台に倍増すると予想されている。20日付蘋果日報によると、ソニーの液晶テレビを受託している台湾メーカー、緯創資通(ウィストロン)、冠捷科技(TPVテクノロジー)、鴻海精密工業、佳世達科技(Qisda)のうち、研究開発(R&D)とデザイン力に優れるウィストロンが特に大きな恩恵を受けるもようだ。

 蘋果日報は、今回の外部委託拡大により、ソニーのウィストロンに対する液晶テレビ発注台数は、今年100万台を越えると予測しており、TPV、鴻海、佳世達も主にミドル・ローエンド機種で受注が増えるとしている。

 このほか、東芝や日立も液晶テレビの海外生産拠点の閉鎖を検討しているとされ、外部委託の拡大となれば仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の受注量が増加する見込みだ。証券会社の予測は、コンパルの出荷台数が今年、昨年の190万台から340万台まで伸びるとしている。