ＮＴＴドコモは19日、グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載を搭載した宏達国際電子（ＨＴＣ）製スマートフォン、「ＨＴ－03Ａ」（ＨＴＣマジック）を６～７月に発売すると発表した。日本初のアンドロイド携帯電話発売となる。20日付電子時報が報じた。
「ＨＴＣマジック」のホワイトとブラック。日本市場では苦戦気味とされる昨年発売のアップル「iPhone」に対し、06年４月に日本法人を設立し、継続的な投資を行ってきた底力を見せつけたいところだ（ＨＴＣ提供）
「ＨＴＣマジック」は、台湾、日本のほか、▽カナダ▽シンガポール▽香港──で発売が決まっており、５～６月に出荷予定だ。６月には中国でも発売されるほか、▽マレーシア▽タイ▽インドネシア▽フィリピン▽ベトナム──などでも発売が予定されている。
「ＨＴＣマジック」は、ＨＴＣにとって２世代目のアンドロイド搭載スマートフォンだ。アジア市場ユーザーの利用習慣を考慮してスライド式のQWERTY配列キーボードを備えていない点が初代機種との大きな違いとなっている。
