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LEDのオプトテック、日亜化学が筆頭株主へ


ニュース 電子 作成日:2009年5月20日_記事番号:T00015478

LEDのオプトテック、日亜化学が筆頭株主へ

 
 20日付経済日報は、発光ダイオード(LED)の光磊科技(オプトテック)が近日中に実施する10億台湾元(約29億円)の第三者割当増資で、日亜化学工業(本社・徳島県阿南市、小川英治社長)が引き受けを計画しており、出資率を拡大して筆頭株主となると報じた。日亜化学は2005年にもオプトテックに6%を出資しているが、最近もLED素子の委託生産を拡大するなど、提携関係を強化している。

 オプトテックの張垂権広報担当は、日亜化学の出資についてはノーコメントとしたが、台湾企業は市場競争の中で大手と協力してこそ、シェアを高めることができると表明した。

 オプトテック生産のLED素子が、日亜化学の委託生産量に占める割合は昨年60%に達し、15億~20億個を供給した。さらに今年第2四半期、同社による日亜化学へのLED素子出荷量は、昨年ハイシーズンの水準である月間2億個に達している。

 日亜化学の需要は今後も増加が見込まれ、これに応じるためオプトテックでは、月産量を年内に4億個、来年上半期に5億個まで増やす考えだ。