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日本へのツアー客、新型インフルで15%減


ニュース 社会 作成日:2009年5月21日_記事番号:T00015485

日本へのツアー客、新型インフルで15%減

 
 日本での新型インフルエンザ(H1N1型)感染の拡大を受け、日本行きのツアー客のキャンセルが相次ぎ、21日付工商時報によると全体の15%にも上っている。日本以外のツアーのキャンセル率も10%に達している。

 日本ツアーでは感染被害が深刻な関西方面がキャンセル率が最も高いが、今週になって他の地域に行くツアーでもキャンセルが増え始めたという。

 なお、中華航空(チャイナエアライン)広報によると、新型インフルが世界に広まって以降、同社の乗客は約1割減少した。特に日本、中国、香港行きの団体ツアーで利用者のキャンセル率が約2割と高くなっている。一方、ビジネルクラスの利用者はそれほど変化がないという。

 台湾では20日、台東在住のオーストラリア出身の男性が初の感染例となったことが確認されており、観光ホテル業者からは中国や日本などのツアー客の急減が起きないか懸念の声が上がっている。