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city super、天母そごうに進出


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月21日_記事番号:T00015492

city super、天母そごうに進出

 
 遠東集団(ファーイースト・グループ)傘下の高級スーパー、city super(シティースーパー)は、22日台北市天母に開業する太平洋そごうの新店舗内に天母店をオープンさせる。同店では家庭での需要を見込んで、初の揚げ物専用エリアを設ける。21日工商時報が伝えた。

 city superの謝寛文営運長(COO)によると、外国人が多く居住する天母地区は消費者の需要が、復興店、遠企店(ともに台北市大安区)の既存2店舗とは異なるため、商品構造に変化を持たせた。その一つが現場で調理する揚げ物で、中島水産などが商品を供給する。また、日本の食品や食材に重点を置きつつ、輸入商品の割合を8割まで高めた。大葉高島屋の高級スーパー、ジェイソンズ・マーケットプレイスは輸入商品の割合が約7割で、差別化を図る狙いがある。

 city super天母店の投資額は6,000万台湾元(約1億7,400万円)で、3年で黒字転換を目指す。客単価は復興店と同水準の約600~700元を想定している。なお、復興店は来年にも損益均衡を見込んでいる。