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ネット相互接続料、引き下げ要求で業界座談会


ニュース 電子 作成日:2009年5月21日_記事番号:T00015502

ネット相互接続料、引き下げ要求で業界座談会

 
 インターネット接続業者間の相互接続(ピアリング)料引き下げに関する座談会が21世紀基金会の主催で20日開かれ、最大の基幹通信網を保有する中華電信に対し、業界各社から引き下げを迫る声が相次いだ。21日付経済日報が伝えた。

 相互接続料をめぐっては、台湾大哥大(タイワン・モバイル)と遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が連携して中華電信に引き下げを迫るなど、業界内での対立に発展している。遠伝系の速博(スパーク)の紀竹律総経理は「中華電信が相互接続料の引き下げに応じれば、消費者のインターネット接続料は5分の1になる」と主張。台湾大哥大の張孝威総経理は「政府はマーケットリーダー(中華電信)の卸売価格に規制を加えるべきだ」と求めた。

 国家通訊伝播委員会(NCC)の謝進男委員は「NCCが今月末までに相互接続料の料率について業者間で調整を行う。将来的には作業グループを設け、台湾ネットワーク交換センター(TWIX)で各社のトラフィックを交換すべきかどうか検討したい」と述べた。