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陳菊・高雄市長が訪中、「中国は広く台湾住民の声を聞くべき」


ニュース 政治 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015520

陳菊・高雄市長が訪中、「中国は広く台湾住民の声を聞くべき」

 
 民進党所属の陳菊・高雄市長は21日、7月16日から26日まで同市で開催される第8回ワールドゲームズ(五輪で採用されていない競技の国際大会)の広報活動のため中国訪問に出発し、同日正午、北京に到着した。北京飯店(ペキンホテル)でメディアと会見した陳市長は、「北京政府はこれまで民進党との対話の機会が少なく、単一政党(国民党)とのみ接触しており、台湾住民の大多数の主張や期待を十分に把握していない」と指摘した上で、「幅広く台湾社会の声に耳を傾ける必要がある」と語った。22日付中国時報が報じた。
 
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北京飯店で郭金龍北京市長(右)と会見する陳菊高雄市長(左)。今回の訪問で陳市長は、民進党員として初めて中国メディアの取材を受けるなど数々の「民進党初」を記録した(21日=中央社)
 
 これまでで最も高位の行政職にある民進党員の訪問に中国メディアも大きく注目し、国営テレビの中国中央電視台のほか、新華社や人民日報も取材に訪れ、報道を行った。

 陳市長は同日、郭金龍北京市長と会見し、ワールドゲームズ開幕式への招待を表明した。「チャンスがあれば行ってみたい」と返答した郭北京市長に対し陳市長は、「高雄市民は情熱的で友好的。安全はわたしが保証するので安心してほしい」と話した。