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作成日：2009年5月22日_記事番号：T00015526
最高級マンション「文華苑」、坪単価は最高220万元
中泰賓館（マンダリーナ・クラウン・ホテル）を改装した高級マンション「文華苑」（台北市敦化北路）は現在、坪単価が史上最高額の150万台湾元（約433万円）に達し、高層階では220万元に上っている。立地が松山空港に近いこともあり、中国からも参観者が訪れているという。不動産仲介業、海悦広告（hiyes）の黄希文総経理は、「今後中国資本に対する開放によって台湾不動産市場は構造的な変化が起き、坪単価200万元の時代が来る」との見方を示した。22日付工商時報が伝えた。
「文華苑」は世界で高級ホテルを展開する香港のマンダリン・オリエンタルグループ（文華東方酒店）が管理を請け負い、世界で唯一同ホテルのサービスが受けられる住宅だ。全26戸のうち、既に16戸が販売済みとなっている。
また「文華苑」と同時に、「台北文華東方酒店（マンダリン・オリエンタル台北）」のオープンも決まっており、宿泊料金は台湾で最高の１泊平均１万5,000元となる見込みだ。
21日に管理委託契約を締結したマンダリン･オリエンタル・グループのアンドリュー・ハースト・アジア業務統括責任者は、中台の交流が活発になれば、松山空港に近い同地区は重要な商業圏になるという期待を語った。
