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王永慶氏の長男、台塑集団に復帰へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015527

王永慶氏の長男、台塑集団に復帰へ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の王文淵総裁は21日、昨年死去した創業者王永慶氏の長男で、グループの経営とは長年絶縁状態にある王文洋氏(宏仁集団総裁)が台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の董事に就任するとの見通しを明らかにした。22日付経済日報が伝えた。

 台塑集団をめぐっては、王永慶氏が2番目の妻、楊嬌氏との間にもうけた子女をグループ企業の董事会に迎え入れることを内定していたが、グループと完全に一線を画している王文洋氏の復帰については慎重論もあった。

 王文洋氏はグループ主要4社の先陣を切って、6月4日に開かれる台塑石化の董事会で董事に選任される運びだ。

 王文淵総裁は「王永慶氏の死後、王文洋氏を含む2番目の妻の子供たちがグループの取締役に就任するのは正常なことだ」と語った。