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作成日：2009年5月22日_記事番号：T00015529
ビジオ、船井電機を特許侵害で提訴
瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）が出資する米テレビブランド、ビジオ（VIZIO）は21日、特許を侵害されたとして、船井電機の高精細度テレビの米国への輸出禁止措置、および損害賠償金の支払いを求め、米バージニア州東地区連邦地方裁判所に訴えを起こしたことを明らかにした。22日付工商時報が伝えた。
アムトランからテレビの供給を受けるビジオは、今年２月にもカリフォルニア州中部地区連邦裁判所に反トラスト法（独占禁止法）違反などで、船井電機に対する訴えを起こしている。一方で、船井電機は４月、特許侵害を理由に、アムトラン製を含む11社製造のデジタルテレビの米国への輸出および販売を禁じる決定を、米国際貿易委員会（ＩＴＣ）から勝ち取った。ビジオはこの決定に対し控訴しており、両社の特許権をめぐる争いは、一段と激化している。
