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コンピューテックス台北、新型インフル対策を強化


ニュース 電子 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015530

コンピューテックス台北、新型インフル対策を強化

 
 台湾での新型インフルエンザ(H1N1)への感染例が3人に拡大したことを受け、中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)は、6月2日~6日に開催される台北国際電脳展(台北国際コンピュータ見本市、コンピューテックス)では、遠赤外線による体温計測器4台、消毒用アルコール、緊急用マスクなどを準備して感染拡大の防止に努める。22日付工商時報が報じた。

 金融危機発生後、深刻な受注の減少に直面するハイテク産業では、今後の景気を占う上でコンピューテックスを最も重要な指標とみており、新型インフルによる影響を抑えるため、緊急に対策強化を決めた。

 TAITRAの趙永全秘書長は「コンピューテックスには台湾内外から10万人近くの参観者・バイヤーの参加が予想されるが、安心して参加できるよう万全の準備を行う」と強調した。

 なお今回同展示会では、海外バイヤーの参加取りやめを食い止めるため、メキシコ人バイヤーに対して日を改めて調達を行うよう要求しており、既に30人以上が参加中止を決めた。