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液晶パネル大手2社、計550億元の融資求める


ニュース 電子 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015533

液晶パネル大手2社、計550億元の融資求める

 
 液晶パネル大手の友達光電(AUO)と奇美電子(CMO)は、中国内需市場の拡大に対応する投資財源を確保するため、金融機関に対し、計550億台湾元(約1,580億円)の協調融資を求めている。22日付工商時報が伝えた。

 融資要求額はAUOが250億元、奇美電子が300億元に上る。しかし、銀行の液晶パネル業界への与信枠が上限に達している上、両社の融資提案が重なったことから、銀行側は両社のどちらを選ぶかを迫られる異例の事態となっている。

 AUOへの協調融資は先月から兆豊国際商業銀行が幹事行となってとりまとめを行っており、政府系金融機関10行が参加する見通しだ。一方、奇美電への協調融資は最近台湾銀行が幹事行を務めることが決まった。