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エイサー、ノートPCの値上げを示唆


ニュース 電子 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015534

エイサー、ノートPCの値上げを示唆

 
 宏碁(エイサー)の林顕郎・台湾区総経理は21日、パネルやDRAMなど重要部品の価格上昇を受け、下半期にノートパソコン製品を値上げする可能性があると表明した。22日付経済日報が伝えた。

 林総経理は同日、台湾で正式発売となったインテルの新型省電力CULVプラットフォーム搭載の超薄型ノートPC「Aspire Timeline」シリーズについて、先月の発表からわずか1カ月半の間にパネルとDRAM価格が大幅に上昇しており、コスト圧力が高まっていると指摘した。

 DRAM単価は年初の0.9米ドルから現在1.3米ドルと4割以上上昇し、パネルは価格上昇に加え、供給不足も生じているという。

 さらにTimelineはディスプレイ部分の厚みが0.6センチメートルと、従来製品より4割薄くなるため、パネル単価も30%以上割高となっている。

 このほか林総経理は、OS(基本ソフト)「Windows XP(ウインドウズ XP)」搭載機種の消化を進めるための値引きも、次世代OS「Windows 7(ウインドウズセブン)」の発売で買い替えが進めば、平均販売単価(ASP)の改善につながるとみている。