ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

Q1の半導体生産額、前年比4割減【表】


ニュース 電子 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015536

Q1の半導体生産額、前年比4割減【表】

 
 工業研究院ITISの統計によると、今年第1四半期の台湾半導体業界の生産額は、世界的な不況の影響で、前期比24.0%減、前年同期比41.0%減の約2,023億元(約5,830億円)へと落ち込んだ。しかし業界景気は今年上半期で底を打ち、来年はプラス成長を回復する見通しだ。22日電子時報が伝えた。
 
T000155361

 
 部門別ではIC製造が不況の影響が最も深刻で、第1四半期の生産額は798億元と、前期比34.3%減、前年同期比53.1%減となった。しかし3月は13.5%の回復を見ている。中でもファウンドリーは、通信用チップ大手のクアルコムやブロードコム、マーベル、およびグラフィックチップ大手のエヌビディア(NVIDIA)からの受注が戻ったことで業績の回復幅が大きかった。

 IC設計は前期比6.3%減、前年同期比18.3%減の748億元と、他部門に比べてマイナス幅が比較的小さかった。中国のノーブランド携帯電話および低価格ノートパソコン(ネットブック)の緊急受注による通信用チップの需要増などが業績を支えた。