ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

南亜科技の無給休暇、6月から全面取りやめ


ニュース 電子 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015537

南亜科技の無給休暇、6月から全面取りやめ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技は、間接雇用の従業員1,000人以上を対象に1カ月当たり4日実施していた無給休暇を、6月1日から全面的に取りやめることを発表した。DRAM業界も景気が回復傾向にあることがうかがえる。22日付工商時報が報じた。

 力晶半導体(PSC)も6月、1カ月の無給休暇の日数をこれまでの8日から4日に短縮する。力晶の譚仲民副総経理は、「全面取りやめの時期はDRAM産業の景気動向を見て決める」とコメントした。

 DRAMのスポット市場は、エルピーダメモリやPSCが出荷量を抑えていることから値上がり傾向にある。川下メーカーはDRAM価格について、早ければ6月にも1チップ当たり1.5米ドルまで上昇すると予測、第3四半期の景気見通しは決して悲観的なものではないとしている。