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「PCB産業は今後上向き」=ユニテック総経理


ニュース 電子 作成日:2009年5月22日_記事番号:T00015538

「PCB産業は今後上向き」=ユニテック総経理

 
 プリント基板(PCB)大手の燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)は、昨年第4四半期から急速に冷え込んでいたPCB産業の景気について、今年第1四半期を底に、今後は四半期ごとに上向くとの認識を示した。21日付経済日報が伝えた。
 
 ユニテックの許正弘総経理は、「多くの機関が今年の世界PCB産業の生産額成長率をマイナス10%と予測しているが、マイナス幅は20%に達するとわたしは認識している」と語った。ただ、「第2四半期は前期比10%増、第3四半期は1けた成長、第4四半期は大幅成長する」と今後の回復を予測した上で、ユニテックの成長率は世界平均を上回ると強気の姿勢を示した。
 
 ユニテックは現在、スマートフォン向け高密度多層基板(HDI基板)を主力としており、今年も売り上げを支えるもようだ。また、HDI基板の技術をインテルの新型省電力CULVプラットフォーム搭載ノートPC向けに応用して受注を獲得しており、第2四半期からの黒字転換を図る。また、HDIより粗利益率の高いリジッドフレックス基板の出荷も増えているという。