ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

初の台湾内での感染例、新型インフル9人に


ニュース 社会 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015542

初の台湾内での感染例、新型インフル9人に

 
 中央流行疫情指揮センターの施文儀報道官は25日、台湾での新型インフルエンザ(H1N1)感染が計9人に増えたと発表した。このうち7例目は4例目の感染者の40歳の友人で、初の台湾域内で人から人に感染したケースとなった。同センターはこれを受けて、台湾の警戒レベルを「3級」に引き上げた。中央社が同日報じた。

 8例目と9例目は米国から帰台した台湾人留学生で、23日に長栄航空(エバー航空)007便でサンフランシスコから台湾に戻った。

 また、23日に発表された6例目は、台北県中和市の光復国民小学付属幼稚園に通う5歳の女児で、行政院衛生署疾管局は同幼稚園と光復小学校を24~29日まで休校とすると発表した。新型インフルエンザにより台湾で休校措置が取られるのはこれが初めてとなった。

 対策本部に当たる中央流行疫病指揮センター総指揮官の葉金川行政院衛生署長は24日、今後、海外大手製薬メーカー製および台湾製ワクチン1,000万人分の調達を進め、10月には検疫担当者、医療関係者、慢性病患者、小学校の児童に優先的に接種する方針を示した。