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上海万博、「台湾館」が出展へ


ニュース その他分野 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015546

上海万博、「台湾館」が出展へ

 
 中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)の王志剛董事長は22日、来年5月に開幕する上海世界博覧会(上海万博)への招待状を受け取り、「台湾館」の名称で出展する見通しとなったことを明らかにした。台湾が万博に参加するのは1970年の大阪万博以来となる。23日付経済日報が伝えた。

 台湾館の設計建設費は10億台湾元(約29億円)が見込まれ、近く産業界の5~10社から寄付を募る方針だ。協賛企業のロゴは台湾館に掲げられる。台湾館は台北世界貿易センターの名義で建設され、経済部による認可を経て、出展が正式決定する。建設地は会場内の「国家館」区画に割り当てられる。

 上海万博には既に台北市政府が都市館として参加することが決まっており、鴻海精密工業の郭台銘董事長は昨年、鴻海教育基金会の名義で3億元を寄付することを表明している。

 王董事長は「台湾館ではグルメ、環境保護、科学技術、文化芸術など多彩な内容の展示を行いたい」と述べた。

 中央社電によると、韓正上海市長は23日、中国を訪問した陳菊高雄市長と会見し、陳市長を上海万博に招待した。