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4月の失業率、5.76%前月比微減【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015550

4月の失業率、5.76%前月比微減【図】

 
 行政院主計処の23日の発表によると、4月の失業率は前月比0.05ポイント下落の5.76%となった。ただ、季節調整を加えた後の数値は5.77%で、13カ月連続での上昇となった。失業者数は同5,000人減の62万5,000万人で、昨年5月以来で初の減少を記録した。しかし、工場閉鎖による失業および中高年者層の失業は増加を続けており、就業状況は依然深刻だ。23日付経済日報が報じた。
 
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 黄建中主計処第4副局長は4月の失業状況について、「政府の失業対策および一部産業の景気底打ちから失業率の伸びは緩慢になったが、第1四半期の労働指標から見るとまったく好転していない」と指摘。一方、「政府による就業促進対策がなければ、4月の失業率は6.16%まで達していた」と、政策に一定の効果があったとの見方を示した。

 4月の45~64歳の中高年層の失業人数は14万2,000人で前月比1%増、事業所閉鎖による失業者は35万人と前月より6,000人増加し過去最悪を更新した。