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高雄港第6コンテナターミナル、中国資本が40%出資へ【表】


ニュース 運輸 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015553

高雄港第6コンテナターミナル、中国資本が40%出資へ【表】

 
 陽明海運(ヤンミン・ライン)の高雄港洲際コンテナターミナル(第6コンテナターミナル)の建設・運営・譲渡(BOT)方式による建設計画に対し、中国の招商局集団と中国遠洋運輸集団(COSCO)がそれぞれ20%を出資する意向であることが22日までに分かった。23日付経済日報が伝えた。
 
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 陽明海運は関係官庁に中国資本の投資申請を提出する予定で、認可されれば台湾で中国資本による初のBOT事業となる。同ターミナル第1期の埠頭(ふとう)2カ所は来年10月にも試験供用を開始し、2011年1月の正式開業を見込む。

 関連規定によると、中国資本はBOT事業の完成後に限り、投資を行えることになっているが、中台双方は第1期完成時点で中国資本の出資が可能となるよう求めている。

 同ターミナルは投資額180億台湾元(約523億円)で、うち162億元は銀行13行による協調融資で賄われる。建設される埠頭は4カ所で、残る2カ所は13年の完成を見込む。完成後は1万TEU(20フィート標準コンテナ換算)クラスの大型貨物船が同時に4隻停泊できる。