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台プラ4社、Q2は黒字転換か


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015558

台プラ4社、Q2は黒字転換か

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)の主要4社は、原油価格の安定などで第2四半期には黒字転換が見込めることから、例年通り0.5カ月分の端午節ボーナス支給を内部決定したもようだ。25日付経済日報が伝えた。

 台プラグループは、世界的な景気低迷で昨年第4四半期に800億台湾元(約2,300億円)を超える赤字となり、今年、昇給を凍結するなど各種の支出削減策に取り組んできた。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長は、中国と中東で新たに増えたエチレン生産能力は従来予想の半分に過ぎず、供給過剰は懸念していたほど深刻ではないと指摘。石油化学産業の景気回復は上半期中に早まるとの見方を示した。

 同グループは、ベトナム北中部ハティン省で進める大型製鉄所建設計画に向け、下半期から1,000人近い採用を行う予定だ。