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中油第4ナフサでまたトラブル、操業中止【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015560

中油第4ナフサでまたトラブル、操業中止【表】

 
 22日午前4時ごろ、台湾中油の第4ナフサ分解プラント(高雄県林園郷、通称四軽)の圧縮機系統でトラブルが発生し、操業を中止した。同社は緊急修理に当たっており、25日にも操業を開始したい構えだ。同プラントは16日にも圧縮機のトラブルを起こし、操業が20分間停止している。23日付経済日報が伝えた。

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 同プラントは年産38万トンのエチレンを生産しており、川下メーカーへのエチレン供給量は22日から30~40%カットされた。川下メーカーの減産などの対応に追われた。プロピレンとブタジエンは在庫があるため、正常に供給されている。

 相次ぐトラブルで同プラントでは保守点検のための長期操業中止が避けられないとの見方もあり、川下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、台湾聚合化学品(USI)、亜洲聚合(アジア・ポリマー)など多くの石油化学メーカーに影響が懸念される。