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5月の新車登録台数、20日までで前年比5%増


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年5月25日_記事番号:T00015562

5月の新車登録台数、20日までで前年比5%増

 
 交通部数拠所の統計によると、5月20日までの新車登録台数は9,318台で、前月比11.2%増となったほか、前年比でも5%増となった。5月全体の販売台数について中華汽車工業や台湾ホンダなどでは1万9,000台以上、トヨタ台湾総代理の和泰汽車では2万台突破も期待できると楽観的な見込みを示している。前年比でプラス成長となるのは、春節(旧正月)の季節要因を除けば、今年に入って初めてだ。23日付工商時報が伝えた。

 5月は1月施行の改正貨物税法による減税効果に新車発売が加わって販売が伸びたものとみられる。また株価上昇などの要因から業界では、「6月は5月をさらに上回り、最低でも2万台は突破する」との予測が出ている。

 裕隆日産汽車は、4月末発売のフルモデルチェンジ「ティアナ」の受注が600台を突破し、三義工場(苗栗県)では6月、全面的に休暇を返上して2,300~2,400台を生産する構えだ。中華汽車も平日の残業時間を2時間以上延長し、日産台数を25台増やすという。台湾ホンダでも納車待ち1,400~1,500台の現状に対応するため、6月から勤務シフトを2交代に戻すなど、各社とも増産体勢に入っている。