米のパソコン専門誌「ＰＣワールド」が先ごろ発表した「世界で最も優れた低価格ノートパソコン（ネットブック）」ランキングで、華碩電脳（ＡＳＵＳ）のEee PC「1000HE」（10インチディスプレイ）が１位を獲得した。一方、宏碁（エイサー）の10.1インチ「Aspire One（アスパイア・ワン）AOD150」は３位だった。25日付蘋果日報が伝えた。
「ＰＣワールド」は1000HEを１位に選んだ理由として、▽バッテリー連続使用可能時間が9.5時間と長い▽キーボードが打ちやすい▽プロセッサの性能がよく動作が速い▽価格が約１万7,000台湾元（約４万9,000円）と他社の同クラス機種より安い――を挙げた。
ＡＳＵＳによると同製品は、今年２月の発売以来、同社ネットブック販売台数全体の５割を占めているという。
また同ランキングでは２位と５位にサムスン、４位は聯想集団（レノボ）の製品が選ばれたほか、６位にエイサーは8.9インチの初代Aspire One、８位にＡＳＵＳの10.2インチ「N10Jc」が入った。
このランキングはＰＣワールドの記者らが、各機種を▽文書作成▽モバイル通信▽価格▽消費電力――などの面から評価し決定したものだ。
