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裕隆傘下の3社、端午節ボーナスを半減


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年5月26日_記事番号:T00015585

裕隆傘下の3社、端午節ボーナスを半減

 
 台湾自動車市場ではこのところ需要の回復が見られるものの、裕隆集団傘下の▽裕隆汽車製造▽中華汽車工業▽裕隆日產汽車――は端午節ボーナス支給額を、先に定めていた1カ月分から半月分に縮小した。同集団幹部によると、昨年末から今年初めにかけて自動車市場に悲観的な雰囲気が広がった際、労働組合と交渉の上、今年は端午節および中秋節ボーナスを半減し、将来黒字回復した際に報奨金を支給することで合意していたという。26日付工商時報が報じた。

 一方トヨタ自動車を製造する国瑞汽車およびフォード系の福特六和汽車は、第1四半期に損失を計上したにもかかわらず、従業員の士気を高めるため、昨年と同水準の端午節ボーナスを支給する。

 トヨタ車台湾総代理の和泰汽車、台湾ホンダ、三陽工業(SYM)の3社は例年通り端午節ボーナスを支給しないが、和泰汽車は1~4月の販売台数、利益ともに業界トップを獲得したことから、5,000台湾元(約1万4,500円)の手当を支給する。