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作成日：2009年5月26日_記事番号：T00015587
中華電信、カーナビに参入
中華電信の李炎松副総経理は25日、初の自社ブランドカーナビゲーション「ＴＬＣ－200」を発売すると発表した。同社は和泰汽車、和泰系の保険代理店などと提携し、トヨタ車への搭載を見込む。和泰汽車は４万台を発注し、中華電信は10億台湾元（約29億円）相当の受注を獲得した。26日付工商時報が伝えた。
中華電信子会社の是方電訊（チーフ・テレコム）が販売を担当し、和泰汽車の販売網を通じ、売り込みを図る。
中華電信はまた、中国福建省のシステム統合業者とも合弁を視野に交渉を進めており、中国のカーナビ市場に進出を狙う。中華電信は直接中国に投資できないため、是方電訊か中華電信と資訊工業策進会（資策会）の合弁会社、資拓が中国側との提携を進める。
