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エピスター、対米輸出禁止に取消判決


ニュース 電子 作成日:2009年5月26日_記事番号:T00015597

エピスター、対米輸出禁止に取消判決

 
 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)とフィリップス・ルミレッズ・ライティングの特許紛争をめぐり、米連邦巡回控訴裁は25日までに、特許侵害の恐れがあるとされたエピスター製品の米国への輸出を禁じた米国際貿易委員会(ITC)の決定を取り消す判決を下した。ブルームバーグ通信などが伝えた。

 問題となった特許は輝度を向上させる透明層に関するもので、連邦巡回控訴裁はITCに対し、フィリップスの特許の有効性について再検討することを命じた。

 ITCは当初、エピスターが過去に他の製品で同特許の使用に関する訴訟で和解に至っていることを理由に、同社がフィリップスの特許権の有効性について異議を申し立てることはできないとの決定を下していた。連邦巡回控訴裁はこの決定についてもITCの決定が取り消した。

 エピスター広報によると、同社は訴訟発生後、問題となったOMA、GB、MBの各製品を超高輝度LEDの「フェニックス」「アクアリウス」に切り替えており、米国での販売に支障はなかったと説明している。