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DRAMのコスト割れ解消、「年内は困難」=宣明智TMC招集人


ニュース 電子 作成日:2009年5月26日_記事番号:T00015599

DRAMのコスト割れ解消、「年内は困難」=宣明智TMC招集人

 
 域内DRAM産業の再生を目標に政府主導で設立される予定の台湾記憶体公司(TMC)の宣明智招集人は25日、DRAMの単価が年内に2米ドルの製造コスト水準を上回るのは困難という見解を明らかにした。DRAMのスポット価格は現在約1.3米ドルで、回復傾向にあるものの、依然としてコスト割れの状態が続いている。26日付経済日報が報じた。

 宣招集人はまた、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカーがTMCに参加せず独自に運営を続ける方針を掲げていることに対し、「それぞれの立場を尊重する」と語った。パソコン業界にDRAM価格の上昇を直ちに販売価格に反映させようという動きがあることについては、「現実的に値上げの余地があるかを見極めるべき」と苦言を呈した。