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メディアテックのGPSチップ、ガーミンが採用【図】


ニュース 電子 作成日:2009年5月26日_記事番号:T00015600

メディアテックのGPSチップ、ガーミンが採用【図】

 
 IC設計台湾最大手、聯発科技(メディアテック)は25日、同社の全地球測位システム(GPS)向けシングルチップ・ソリューション「MT3329」が既に、GPS世界最大手、ガーミンのハンディタイプGPS受信機「マップ60CSX」シリーズに幅広く採用されていることを明らかにした。アナリストは、年間4,000万台近いPND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス、簡易型カーナビ)市場で、将来メディアテックが首位に立つ可能性もあると指摘している。26日付工商時報が報じた。
 
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 業界関係者によると、ガーミンのPND製品にはこれまで、米SiRF(英CSRと2月に合併)のチップが採用されていた。今回、メディアテックがガーミンのサプライチェーン参入に成功した理由は、▽SiRF製品より低コスト▽蔡明介・メディアテック董事長と高民環・ガーミンCEOが台湾大学電機系の同窓生──などが挙げられている。

 PNDの主要ブランドは、ガーミン、オランダのトムトム、神達電脳(マイタック・インターナショナル)100%子会社の宇達電通(ミオ・テクノロジー)の「Mio」となっている。