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新型インフル用ワクチン、年内に1千万人が接種可能


ニュース 社会 作成日:2009年5月27日_記事番号:T00015605

新型インフル用ワクチン、年内に1千万人が接種可能

 
 行政院衛生署の葉金川署長は26日、新型インフルエンザH1N1型の秋冬にかけての流行に備え、ワクチン1,000万人分を調達するという見通しを示し、「接種を望む人は必ず受けられる」と語った。海外から購入する250万人分は、早ければ9月にも医療従事者を中心に接種が開始でき、域内メーカーから調達する残り750万人分は、10月から納品される見込みだ。27日付経済日報が伝えた。

 また葉署長は同日、新型インフルエンザ対策方針を「封じ込め」の段階から「感染拡大の抑制」に転換し、6月末までは地域的な感染拡大を防ぎ、警戒レベルを「3級」にとどめることを目標とすると表明した。

 対策本部に当たる中央流行疫病指揮センターは現在、空港での検疫に加え、感染者と接触した人の追跡に取り組み、検査・隔離・治療を行っている。しかし、感染を完全に封じることは不可能という認識で、「各先進国ではできるだけ感染を拡大させない方向で準備を進め、長期戦に備えている」と指摘した。