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消費者ローン、今年初の前月比増


ニュース 金融 作成日:2009年5月27日_記事番号:T00015608

消費者ローン、今年初の前月比増

 
 中央銀行が26日発表した「消費者ローンおよび建築ローン残高」によると、4月の消費者向けローン残高は6兆5,993億台湾元(約19兆2,200億円)に達し、今年に入って初の前月比増となった。27日付経済日報が伝えた。

 この理由についてある不動産仲介業者は、政府の総額2,000億元優遇住宅ローンに追加実施によって不動産の購入意欲が高まっていること、および銀行の預金利率が低いため不動産投資による運用に切り換える動きがあることを指摘した。住宅ローン残高は4月、前月比115億元増加して4兆7,122億元となった。また、通常4~5月に増加する教育ローンを含む個人向けローンが、前月比で37億元増えて7,023億元となった。

 一方、住宅修繕ローンは前月比22億元減、自動車ローンは同13億元減、機関・団体職員福利ローンは同9億元減、クレジットカードのリボルビングローン残高は同57億元減と、軒並み減少した。