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銀行の自己資本比率、2%以下で強制破綻処理に


ニュース 金融 作成日:2009年5月27日_記事番号:T00015610

銀行の自己資本比率、2%以下で強制破綻処理に

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は26日、銀行の自己資本比率を4段階に分ける新規定の草案を発表した。27日付経済日報が伝えた。

 新規定は銀行法改正に伴い、従来の「銀行資本充足性管理弁法」を見直す形で定められた「銀行資本充足性および資本等級管理弁法」で、銀行の自己資本比率を8%以上に保つことを求めている。自己資本比率8%以上を正常とした上で、自己資本が不足する金融機関を「不足」「顕著な不足」「重大な不足」という3段階に分類し、改善措置を求める。自己資本比率が2%を下回った場合には強制破綻処理の対象となる。

 現在自己資本比率が8%を下回っているのは、板信商業銀行(7.52%)だけで、金管会は文書で財務状況の改善を求めている。