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アリババ、台湾で商標使用不可能に


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年5月27日_記事番号:T00015613

アリババ、台湾で商標使用不可能に

 
 知的財産裁はこのほど、中国企業間電子商取引最大手、アリババ・ドット・コムが台湾で商標使用権を取り消されたことを不服として行った抗告を棄却した。問題となったのは電子決済システムに使用される「ALI PAY」という商標で、アリババが裁判所の決定書を受け取ってから10日以内に再抗告の手続きを取らなければ、台湾で同商標を使用できないことが確定する。27日付工商時報が伝えた。

 アリババは2004年に問題の商標登録を申請した。しかし、台湾の揚智科技(アリ・コーポレーション)が英文社名の「ALi」と似ているとして、知的財産権局に異議を申し立て06年に認められた。その後、アリババは商標の使用範囲を縮小する形で再申請を行い、07年に商標登録が認められた。さらに、アリババ側は申請が認められたことを受け、揚智科技の異議申し立てを認めた処分の取り消しを求め、08年に認められた。

 これに対し、揚智科技は知的財産権局の処分撤回を不服として、裁判に訴え、勝訴していた。