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作成日：2009年5月27日_記事番号：T00015615
新光人寿、不動産投資予算を200億元増額
新光人寿保険は26日董事会を開き、不動産投資予算を200億台湾元（約585億円）増額することを決めた。また、不動産投資上限を運用資金の８％から10％に引き上げた。これに伴い、新光人寿が不動産投資に投下できる資金は335億元となった。同社の許澎総経理は「投資利回り４％前後の物件は全て検討対象になる」と述べた。27日付工商時報が伝えた。
同社は昨年末にも不動産投資予算を200億元増額し、そのうち65億元を投資済みだ。現在は台北市の内湖区、信義計画区のオフィスビルなど複数の物件の取得を検討しているもようだ。今回の予算増額の背景には、保険大手各社がオフィスビルへの投資にしのぎを削っていることがある。董事会は資金が不足する事態を避けるため、緊急に200億元の増額を決めた。
