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ノート用基板の金像電子、6月は受注減も


ニュース 電子 作成日:2009年5月27日_記事番号:T00015623

ノート用基板の金像電子、6月は受注減も

 
 低価格ノートパソコン(ネットブック)需要の恩恵を受け、ノートPC向けプリント基板(PCB)メーカーは、4月、5月と安定した受注量を維持してきたが、金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)は、6月は勢いが弱まり、受注量が前月を下回ると予測している。ただ、同社は「想定内」との見方で、第2四半期の出荷枚数は前期比36%増の750万枚と予想している。27日付電子時報が報じた。

 また瀚宇博徳(ハンスターボード)は、「受注の勢いは弱まっていない」としており、第2四半期の出荷枚数を25~30%増の1,500万~1,600万枚と、業界平均の12~15%増を大きく上回る成長率を予想している。

 ただ、第3四半期については金像電子、ハンスターボードの両社とも「見通しは依然不透明」としている。

 なお、金像電子は5月、ノートPC向けの高密度多層基板(HDI基板)を少量生産して(月産能力15万平方フィート)、インテルの新型省電力CULVプラットフォーム搭載ノートPC需要に備えている。ハンスターボードも8月にHDI基板生産能力を月産25万平方フィートまで拡張することを計画している。