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亜太電信、来年にもEV-DOシステム導入


ニュース 電子 作成日:2009年5月27日_記事番号:T00015624

亜太電信、来年にもEV-DOシステム導入

 
 3G(第3世代)携帯電話キャリアの亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)は、宏達国際電子(HTC)などと提携して早ければ第3四半期にスマートフォンを発売し、既存のCDMA2000ネットワークを通じて初めてデータ通信サービスに参入する。また3.5GとなるEV-DO(Evolution Data Only)システムの導入について遅煥国董事長特別助理は、「早くても2010年」との見通しを示した。27日付電子時報が報じた。

 遅董事長特別助理はまた、「音声サービスのみでは将来の発展はない」との見方を示し、既に3~5年先のEV-DOシステム構築の中長期計画を立てていると話した。

 亜太電信は2008年末時点での累計赤字が180億台湾元(約523億円)に達していたが、同一キャリア内の通話を無料とするサービスが奏功してユーザー数を伸ばし、5月は200万ユーザー突破および単月での黒字達成の目標を達成した。さらに今年は230万件までユーザーを増やし、通年黒字も達成できる見込みだ。