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新型インフル警戒レベル、「2級」に引き下げ 


ニュース 社会 作成日:2009年6月1日_記事番号:T00015637

新型インフル警戒レベル、「2級」に引き下げ 

 
 新型インフルエンザ(H1N1)対策本部に当たる中央流行疫病指揮センターは5月31日、台湾域内で人から人への感染が確認された24日以降、7日間連続で二次感染がなかったことから、台湾の警戒レベルを「3級(二次感染発生)」から「2級(海外からの感染例確認)」へ引き下げると発表した。1日付中国時報などが報じた。
 
 また中央流行疫病指揮センターは同日、台湾の感染者が12人に上ったと発表した。12例目は、貿易商の台湾人男性(33)で、5月12日に仕事のためニューヨークを訪れ、香港経由で5月27日午後9時40分に桃園国際空港へ到着。頭痛、発熱といった症状が見られたことから29日夜に受診、31日に感染が確定した。
 
 男性がニューヨークで食事をともにした姉が発熱していたことから、同地で感染、機上で発病したとみられる。同便で男性と密接な接触を持った可能性のある40人のうち38人とは連絡が取れており、28日夜に男性とともに映画鑑賞に出掛けた妻と友人3人に症状は出ていないという。
 
 なお、台湾で確認された1~10例目の感染患者はいずれも完治し、退院している。