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4月の景気総合判断指数が上昇、好転の兆しか【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年6月1日_記事番号:T00015641

4月の景気総合判断指数が上昇、好転の兆しか【図】

 
 行政院経済建設委員会(経建会)が27日発表した4月の景気総合判断指数は、前月比1ポイント上昇の11ポイントで、景気対策信号は8カ月連続で「後退」を示す「青」が点灯した。ただ、先行指標総合指数が92.2ポイントまで回復し、半年平均の変動率も前月比6.6ポイント上昇のマイナス5.3%と3カ月連続で平均6ポイント以上上昇していることから、景気好転の兆しも指摘されている。28日付中国時報が伝えた。
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 経建会経済研究処の洪瑞彬処長は、「4月は労働状況では改善がみられなかったものの、貿易や生産、消費の面で下降傾向が弱まった」と指摘した。金融面では株価指数がプラス成長に転じ、M1B(現金通貨と預金通貨)は前月の5.4%増から9.3%増へと改善がみられた。洪処長は「民間投資など実質経済では依然マイナス成長であり、今後も努力が必要だ」と述べた。