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「パネル業績はQ3も改善続く」=AUO董事長【表】


ニュース 電子 作成日:2009年6月1日_記事番号:T00015659

「パネル業績はQ3も改善続く」=AUO董事長【表】

 
 液晶パネル生産ラインの稼働率が回復する中、友達光電(AUO)の李焜耀董事長は5月31日、好調な需要に支えられて、パネルメーカーの業績は第3四半期も改善が続くという見通しを示した。1日付工商時報が伝えた。
 
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 李董事長は、台湾のパネルメーカーは昨年末から今年初頭にかけて稼働率が5割以下まで落ち込んだが、市場調査機関によると現在は8割以上に回復していると指摘した。  また、パネルメーカーの稼働率が回復する一方、ガラス基板大手の米コーニングや旭硝子は、いったん生産を中断したガラス溶解炉の再稼動が間に合っていない。このため、今後もガラス基板の供給不足が続くもようだ。業界アナリストは、パネルは再び供給過剰に陥ることが懸念されていたが、ガラス基板不足がこれにブレーキをかけているとみている。

 AUOの彭双浪執行副総経理は、正常時の在庫水位が米国では6週、中国では3週のところ、それぞれ2週、1週まで減少しており、在庫補充の動きが強くなっていると指摘した。