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力晶、2日から信用取引禁止銘柄に


ニュース 電子 作成日:2009年6月1日_記事番号:T00015662

力晶、2日から信用取引禁止銘柄に

 
 DRAM大手の力晶半導体(PSC)は第1四半期、依然として赤字を脱却できず、1株当たり純資産が額面を下回る5.1台湾元(約14.9円)となったため、2日から信用取引禁止銘柄に指定されることが決まった。これにより台湾DRAM5社のうち、信用取引が可能なのは華亜科技(イノテラ・メモリーズ)と華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)のみとなる。1日付工商時報が報じた。

 DRAMメーカーの多くは6~8四半期連続で損失を出しており、業績が発表されるたびに信用取引禁止銘柄が増えている。

 既に信用取引が禁止されている南亜科技は第1四半期、1株当たり純資産がDRAMメーカーで最も低い3.77元となり、減資を実施した。茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)の1株当たり純資産も、株式の現金取引を義務付けられる5元まで落ち込んでいる。業界最高だったのはイノテラで13.4元、ウィンボンドは9.7元だった。