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5月の不動産成約件数、平均10%以上の伸び


ニュース 建設 作成日:2009年6月2日_記事番号:T00015677

5月の不動産成約件数、平均10%以上の伸び

 
 中国資本の対台湾投資解禁や台湾株上昇などを追い風として、不動産市場で急速に需要が回復しており、信義房屋、永慶房屋、台湾房屋など不動産仲介大手の統計によれば、5月の成約件数は平均10%以上の伸びを示した。特に3,000万台湾元以上(約9,000万円)の高級物件が売れ筋だという。2日付工商時報が伝えた。

 このうち、信義房屋の統計によれば、同社の成約件数は前月比17%増となり、3,000万元以上の物件が占める割合は昨年下半期以降の2%台から4.2%へと上昇した。

 不動産価格は台北市、新竹県市で上昇が目立つ。信義房屋は高級物件を中心に販売攻勢をかけた結果、台北市の平均成約額は前月比2.5%上昇し1坪40万4,000元となった。また、永慶房屋の住宅成約件数は台北市で同10%増、台北県で同15%増を記録した。1坪当たり平均単価は台北市で同6%上昇の29万9,000元、台北県で同4%上昇の15万4,000元だった。