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作成日：2009年6月2日_記事番号：T00015679
タイヤの正新、生産能力を増強
タイヤ大手の正新橡膠工業は１日、１億5,000万米ドルを投じ、世界各地のタイヤ工場の生産能力を増強すると発表した。２日付工商時報が伝えた。
計画によると、タイ工場に１億米ドルを投じ、乗用車用タイヤの日産能力を現在の２万5,000本から４万本に引き上げる。ベトナム工場には1,000万米ドルを投じて、バイク用の日産能力を１万4,000本から１万5,000～１万6,000本に、中国福建省アモイ子会社、正新海燕輪胎には4,000万米ドルを投じ、バス・トラック用タイヤの日産能力を5,000本から今年末～来年初頭にかけ7,000本に拡張する。
このほか、中国江蘇省の昆山工場は、乗用車用タイヤの日産能力を４万8,000本から５万4,000本に引き上げ、単一工場としては中国最大の生産能力に強化する。
同社全体の現在の日産能力は、乗用車用10万本、自転車用40万本、バイク用60万本、チューブ60万本。
